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執筆者の写真Channah

ご寄付先① 個人ボランティアKiyomi.Tさん

急激に寒くなって来ましたね。

GSにも車屋さんにもスタッドレスタイヤ交換に訪れている多くの方々の姿をみて焦りを感じながらまだ交換出来ていない廣田です。


今年は暖冬だと信じたいですが、暖かすぎても問題ですから寒さに負けずに過ごしたいですね(^^)



さて、今回このチャリティに於いて、ご寄付先に近隣の保護団体さんや個人ボランティアさんなど何軒かにお声を掛けさせていただきました。



まずは個人ボランティアKさん。



彼女とは岐阜県被災動物ボランティアリーダー研修会で十数年ぶりに再会しました。


と言うのはかつて一緒にモダンバレエを踊っていた仲間であったのです。



バレエを離れてからは連絡をとっていませんでしたが、その研修会で再会し、お互い猫の保護をしているということに驚きと嬉しさがありました。


彼女は野良猫を家族として迎え入れ暮らしながら、3年ほどまえからは近隣でくらす野良猫たちにも避妊去勢手術を施し、お世話をしているとのこと。手術が間に合わず子猫が産まれてしまったときには里親さがしも。


それも、ご家族の介護の合間に…




それがどれだけ大変なことか想像するに難くないなかで、『今の私は猫たちに救われている(*^^*)』と笑顔になれる彼女の人間の深さを感じました。




個人で猫たちの保護をされている方をこのイベントにおいては『個人ボランティア』さんというくくりにしていますが、こういう方たちはボランティアという意識はなく、ただひたすら猫たちの未来を想い行動されている…本当にそれだけなのだと思います。



でも、その【ただそれだけ】を自分の身銭を切って出来るということは相当な負担を一人で背負っているということなのです。



個人ボランティアさんは金銭的にも肉体的にも周りの目からも全ての負担を一人で耐えています。

野良猫に餌をやることに後ろめたい気持ちがあるから、人目を気にし誰にも助けを求めず一人で頑張ってしまうのではないでしょうか。



最近問題になる多頭飼育崩壊と言われるものも、きっかけは猫たちを可哀想に思うというスタートがあっただろうと私は思います。


多頭飼育崩壊になるかならないか一番の分かれ道は、避妊去勢手術をするかどうか…




猫の避妊去勢手術の費用は

病院で違いはあれど、オスは一万円から二万円ほど、

メスは二万円から三万円ほどかかります。




野良猫は地域にとっては迷惑な存在かもしれません。


場所構わず糞尿をする


車に傷をつけたり汚す


プランターや花壇の花や植物を荒らす


勝手に家に入り食べ物を盗んでいく


等々




野良猫に餌をやることをよく思わない人も居るでしょう。


けれど、個人ボランティアさんは嫌われる野良猫を今後増やさないための努力をしています。猫たちが更に嫌われていかないために。



時間はかかります。

野良猫たちが避妊去勢手術を施されたのち、その命を全うするまで。



飼い猫の寿命は今や10年超え。

かたや野良猫は、平均寿命が2・3年といわれています。

野良猫たちは、それほど過酷な暮らしを小さな体で受け入れているのです。


ただ、平均寿命が短いとはいえ、あらたに子猫たちが生まれていることも現実。

避妊去勢手術を一匹でも多く施すことは時間がかかっても野良猫の数を減らすことになると信じています。



野良猫たち全てを保護し、全ての子に里親さんを見つけることは誰にとっても理想ではあるけれど、、、



そんな理想と現実を見つめ歯をくいしばりながら

出来る限りの力を尽くし個人ボランティアさんは野良猫たちを見守っています。



野良猫たちに手を差しのべ一人で頑張っている個人ボランティアさんが集まり、一人では出来なかったことをみんなの力で出来るようにしていけることも私の今後の願いでもあります。



次回は、それを実現されている保護団体さんをご紹介していきます。



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