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執筆者の写真Channah

ご寄付先②飼い主探し隊

みるみるうちにチャリティイベントまで2ヶ月をきってしまいました。ブログが滞りっぱなしです、すみません(>_<)


今回は保護団体さんのお話をさせていただきます。


近隣の保護団体さんのなかで、各務原市を拠点とする


『 飼い主探し隊 』🐕🐈さん




ホームページからコンタクトをとりましたところ、是非ご協力させていただきたいとご連絡をいただきました。


見ず知らずの私であるのに、そしてこちらの方がご協力させていただきたいという立場なのに…


ありがたく、ありがたくそのお言葉を頂戴し、代表の 森 さまにお電話でたくさん話を聞かせていただきました📞


この団体さんの貼り紙は随分前から動物病院で目にしていて、ボランティア募集に心をひかれていました。いつもたくさんの犬や猫の写真を里親募集として貼り出されており、これだけの子たちを管理されているのはすごいなと私のなかに強く印象に残っています。


保護を始められてからの年数は17年とのこと…Σ(O_O;)



始められたころは、まだまだ保護という言葉も浸透していない頃ではなかったのでしょうか。


保健所に収容された犬や猫、すて猫、野良猫、迷い猫、子猫もおとな猫も、様々な子たちが森さんのもとに持ち込まれては里親さんのもとへ巣立っていきました。




巣立っていくなんて優しい言葉にしましたけれど、個人で里親を探すということがどんなに大変か…。




このブログを読んでいるあなたが小さな捨て猫を保護したとします。

自分は飼えない。誰か引き取ってくれないと困るな…


そんな時に間髪をいれず


『私が引き取るよ!』




と快く引き取ってくれる方はありますか?



ペットを飼育出来る環境になかったり、面倒が見られなかったり、アレルギーがあったり、動物が苦手だったり、

ましてや飼えばお金もかかりますから中々引き取り手を見つけることは困難なのです。



そういったなかで、17年間犬猫たちに里親を見つけ続けてきたご苦労は並大抵のものではなかったと思います。


森さんお一人では限界になり、ボランティアさんや預かりさん(里親さんが見つかるまで自宅でお世話をしてくださる方のこと)との協力で保護団体として現在に至るとのこと。


現在、各務原市のペット霊園 愛の森にて毎月譲渡会を開催し、更に各務原市の子猫カフェとも連携し、保護から譲渡までを進めていらっしゃいます。



*****

先日犬山市で開催されたミニ譲渡会を覗かせていただきました。


写真が下手で、参加の猫ちゃんたちを可愛く撮ってあげられず申し訳ないです💦



8匹の猫ちゃんたち。

知らないところで不安になることは当たり前…どんな保護主さんだって本当は猫たちに負担やストレスは出来るだけかけたくない。それでも幸せをみつけるために譲渡会は必要なのです。


代表 森さんは譲渡会に足を運んでくださる方々に詳しく話をし、またお相手の話を熱心に聞き、最良の繋がりを見つけようという気概が伝わって来ました。


里親になりたいというご希望をお断りしてもいいんだよ、という言葉が胸を打ちました。


実際、その日も親子3代で猫を探しに来ていたご家族には、完全室内飼育をしないという飼育方法がわかったため、猫をお譲りすることは出来ませんとはっきり意思を伝えられていました。



こうしてお断りをするとき、


せっかくもらってやろうと思って来たのに…


そういった悪態をついて帰られる方もあるそうです。上のご家族はそのような言葉はありませんでしたが、森さんが『申し訳ありません』と深々と頭を下げ、謝らなければならない雰囲気はどうしても避けられないものでした。



まだまだ完全室内飼育を浸透させることは難しいのか…


猫たちにとって自由に外出出来ることでの危険を周知していくことも必要なのかもしれない。



里親希望をお断りする理由はほかにもあります。

各団体さんそれぞれに約束ごとは違うと思いますが、保護したこの子たちが生涯幸せに暮らせる場所を見つけたいという想いは同じ。




ただ、現在も保護される猫たちの数は膨大です。


昔は淘汰されていった命が今は保護により救われ、里親を待つ猫たちが溢れかえっている現状。



里親希望の方々と接し、本音の部分との葛藤も相当あるのではないでしょうか。


*****


各保護団体さんは、それぞれ譲渡会を独自で開催されています。主に自らの保護団体に保護されている犬や猫たち。


全ての団体さんがどうなのか私の勉強不足はありますが、飼い主探し隊さんの譲渡会では団体以外の一般の方も譲渡会に参加できます。私のように野良猫を保護して里親を探している、と、そういう方も参加を許可してくださっているのです。


ただただ、一頭でも多くの子が幸せになれるように。


森さんのそんな気持ちに尽きると思います。



飼い主探し隊から独立されて、新たな保護団体を立ち上げられた方もあるそうです。


身近にこういった保護団体があること、自分の生活もありながら犬や猫たちのために日々奔走される方々に深く感謝したいと思います。



譲渡会では可愛い小物やペット用品の物販もありました。

そういったものの収入は犬や猫たちのために役立てられます。


譲渡会のお知らせなども、今後していきますのでどうぞ足をお運びください。




★今回見学させていただいたミニ譲渡会の会場、犬山ウエストサイド動物医院はまだ新しく、院長先生はじめ医院自体もスタッフさんも活気が溢れていました。トリミングルームもあり、また入り口には可愛いインコちゃんが2羽出迎えてくれました。カウンターには様々なお知らせなども満載。素晴らしい医院でした。



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