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執筆者の写真Channah

さくらねことりんごねこ①

みなさん、


さくらねこって知っていますか?🌸


りんごねこって知っていますか?🍎





今回、さくらねことりんごねこのことでお話したいことがあったので書こうと思います。




まず、さくらねことは。



チャリティイベントでも少しお話しましたが、

野良猫たちを捕獲し(Trap)

不妊手術を施して(Neuter)

元の場所に返す(Return)

というTNR活動があります。



なぜTNRを行うか?


それは、野良猫の繁殖力は強く年に2~3回、1回につき6匹ほど赤ちゃんを産みます。外暮らしは過酷で、多くは成長する前に命を落としますが、それでも野良猫の数は増えていく傾向にあります。

野良猫が産んだ赤ちゃんは保健所に持ち込まれ、産まれたばかりの赤ちゃんは手がかかるためにすぐに殺処分の対象になります。


産まれてすぐに殺される


そんな悲しいことが起きないよう、減っていくよう、なくしていくよう、野良猫に不妊手術を施すのです。

リターンはしたくないけれど、家で面倒を見切れなければリターンさせ地域猫として見守るのです。




野良猫たちが不妊手術済みかどうかは、特にメスは外見だけではわからず、違う人によってまたTNRをされてしまう可能性があります。

その場合再び捕獲され麻酔をしてお腹を切られ、お腹を開いた結果既に不妊手術は施されていた、という猫の身体に負担をかけるだけの結果となることがあるのです。もちろん知らずに再び捕獲された方には手術代もかかるでしょう。



そんな間違いを起こさないために、不妊手術済みと誰もが見分けられるような目印として考えられた方法が、耳先をカットする、というものなのです。


長さや角度は決められていて、オスは右耳、メスは左耳をカット。これで一目瞭然。


耳の先は痛みが少ないところと言われていて、猫にかかる負担が最小限になるよう考えられた方法で素晴らしいと思いました。



カットされた耳はさくらの花びらの形に似ていることから『さくら耳』と呼ばれ、そうした猫のことを『さくらねこ』と名付けられるようになりました。



『さくらねこ』と名付け、このTNR活動を広めているのは


《公益財団法人 どうぶつ基金》


今年、どうぶつ基金は毎年3月22日をさくらねこの日と制定しました。



どうぶつ基金の活動のなかのひとつに、皆さまからの支援である寄附金でさくらねこTNRチケットを発行し、指定病院で行うTNR猫たちの不妊手術の費用を負担していただくことができます。


このなかで猫を捕獲しTNRをする人たちは【協働ボランティア】と呼ばれています。



対象の猫には不妊手術とともにワクチン、ノミダニ駆除をし、その費用はどうぶつ基金が負担。

※…というところもあるようですが、提携病院によりワクチン代とノミダニ駆除、堕胎費用など協働ボランティアに負担があるところもありますので申し添えておきます。



4月、私も協働ボランティアとして申請ののち3枚のチケットをいただくことがました。不妊手術代の負担は個人にはとても厳しく、このチケットをいただけることが本当にありがたいです。



ただいま一頭目を手術のため指定病院に預けており、今月のうちにあと二頭、まだ若い三頭が繁殖行動を起こす前に手術を施すことが今月の私の目標です。



さくらねこのこと、TNRのこと、野良猫たちの過酷な猫生を多くの方に知っていただき、活動が更に広まれば嬉しい。



本音は、野良猫たちも安心して暮らせる世の中であることが一番の理想ですが、今のご時世外暮らしには危険が伴い過ぎる…


野良猫たちがいなくなり、全ての猫が安心して暮らせる場所を得られるように願います。



長くなりましたので、

りんごねこのことは次回に続きます。




公益財団法人 どうぶつ基金

https://www.doubutukikin.or.jp/

さくらねこのために皆さまからのご支援もどうぞよろしくお願い致します。




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